地域別ラーメン店紹介（その他）幻の中華そば　加藤屋

魅惑的なメニューが並ぶ中...特に「ロバート・ブラック」に惹かれながらも、デフォの「幻の中華そば」を注文しました。淡い醤油色のスープの表面には、たっぷりの背脂を浮かべている...色鮮やかなネギ、シナチク、豚バラチャーシュー、焼き海苔がトッピングされ、最後に一味がふりかけられる...滋賀のラーメンで真っ先に頭に浮かぶのは「来来亭」なんですが、まさに見た目ではその系統とわかります。ただ、スープを一口飲んでビックリ...鶏ガラを中心とした旨味も、口の中に広がる節の香りも、どちらもしっかりしたもので、上手くまとまっていますね...見た目よりずっと上品に仕上がってます。タレの加減か背脂のせいか、後口にほんのり残る甘みがいいですよね...

麺は全粒粉入りの縮れ中細麺で、しっかりとした歯応えのある麺です。鼻に抜ける小麦の香りがとてもいいですね...全体的に小ぶりで、２杯は余裕だったのですが、デフォのレベルの高さに再訪を決意...連食を考慮して１杯でガマンしました。('08.10.20)