地域別ラーメン店紹介（兵庫県　その他）

丼の縁に大振りのチャーシューを配置して、中央にたっぷりの葱が乗る...おおぅ...なんと魅力的なルックスじゃないですか...これで500円？そりゃ安すぎるわ...淡い褐色に濁ったスープの上には、野菜を炒めた際に使用したであろうラードが、いい具合で浮いている...一口スープを飲んでみると、そんなに味噌が強く感じない...箸で麺を持ち上げると、底に味噌がたまっておりました。（苦笑）しかしこのスープ...何かしら懐かしい...ほんのり感じる酸味や極端に味噌臭くないまとめ方は、どこで食べたんだろ...近所の中華屋さん？（また確かめに行ってきます。）でもこのラーメンはＢ級好きにはたまらないだろうな...びっくりしたのが麺ですね...みそラーメンには珍しく、低加水の極細麺なんですよ...豚骨のこってりを味噌で演出しているような感じかな...具の中に「つくね団子」を発見...これウマイよ〜〜。固めのチャーシューはいかにもＢ級らしいんだけど、なんたってこの量だもんね...何よりこの値段で、お客さんをお腹一杯にしてあげようという気持ちが嬉しいです。('06.6.13)

［総評］「みなとや」でフラレて困っている時に、友達が連れて行ってくれたのが、このお店なんです。安くて旨いということで、最近話題になっているみたいですね...お昼の時間を過ぎていたこともあり、お客さんは誰もいない様子...外装は本当に質素で、テントの鮮やかな黄色がよく目立ちますよ...「さつき」とひらがなで書かれた暖簾が、とても可愛いです。（笑）店内はＬ字型のカウンター席でやや高めのポジション...御夫婦でされているんでしょうね...奥さんがまた、いい味を出してます。「暑かったら、扇風機回して下さいね...」と満開の笑顔で対応してくれる...いいですよね...（笑）メニューも見やすく、全てがリーズナブル...地元で愛されているんでしょう...本当に頑張って長く続けてほしいお店です。('06.6.13)
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いやぁ...驚きました。本当に本格的な和歌山ラーメンじゃないですか...「車庫前系」と聞いてはいたのですが...これは「井出系」と言った方がいいのでは...想像よりもずっと豚骨が勝っているような気がします。（僕はまだ完全な車庫前系をまだ食してないので、大きなことは言えませんが...）阪南市の「泉善」や、大阪長居にある「紀乃國屋・◯中」よりも、ずっと攻撃的な味ですね...このテの和歌山ラーメンは、日によってブレは大きいと思うんですが、もしかするとちょうど良いコンディションに遭遇したのかもしれませんね...まさに和歌山らしい豚骨醤油のスープは、本当にコクがあって、舌触りもまろやかですよ...これはハマるのもわかります。ストレートの細麺は表面がさらっとしており、やや柔らかめだけど、このスープとの相性はいいと思いますね...何より醤油とみりんのしみ込んだバラチャーシューの旨いこと...柔らかく脂のバランスもまさに僕好み...素朴なメンマと、ネギ、千代巻き（蒲鉾）が乗り、まさに本格的な美味しい和歌山の味を堪能させていただきました。('06.6.5)

［総評］大勝軒でつけ麺を食べた後に、バギーを飛ばして行ってきました。店の前に着くと、まさに和歌山の中華そば屋さんの独特な匂いがしますねぇ...カウンターだけの質素な造りで、厨房は女性だけできりもりされているんでしょうか...年配の方、やや年配の方、お嬢さん...（なんのこっちゃ）の３名で、それぞれに綺麗な顔だちをされています。過剰な接客ではないものの、女性の柔らかさが出ており、なかなかほのぼのとしていいじゃないですか...常連になれば、話も進みそうですね...「焼飯」をはじめ、サブメニューも美味しいらしいけど、連食だったので今回はやめておきました。こんなお店が近くにあれば、間違いなく通ってしまうでしょうね...('06.6.5)
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ほぅ...これが元祖のつけ麺（もりそば）なんですね...今回は連食することを考慮して、ノーマルのサイズで注文したんだけど、通常の２玉分はあるんじゃないかな...関西のつけ麺で多く見られる平打ち麺ではなく、中太のストレート麺で真っ白な面持ち...湯で加減は固めで、やや芯が残るような感じですが、とてもモチモチとしています。これで大盛となると、大変な量になるんでしょうね...

スープは想像していたより淡い色ですね...おばちゃんに言われるがまま底からかき混ぜると、中には大振りのチャーシューと、メンマ、ナルト、ゆで卵が姿を現わす...うん...酸味と甘みの絶妙なバランスの醤油味ですね...しっかりと魚介の風味も効いていて、辛さを感じない程度に一味が全体を引き締めている...しかしどうなんだろ...やはり関西人向けに、スープの濃度を薄めにしているのか、つけ麺「若葉マーク」の僕ですら、抵抗なくスープを飲むことができました。店内には「当店は、つぎたしスープは致しません。」と張り紙がしてありましたが...（苦笑）モモ肉のチャーシューは歯応えもあって、味もよくしみ込んでいて旨いですね...ボリュームある麺をわしわしと頬張っていると、懐かしい店内の雰囲気や素っ気ない接客と共に、なんとも言えないほのぽのとした気分にさせてくれるのでした。('06.6.5)

［総評］ここは、つけ麺発祥の店で有名な「東池袋大勝軒」の暖簾分けになるんですね...大阪にも大勝軒はあるみたいだけど、こちらの方が評判がいい...お店の横にバギーを停めて店内に入って行くと、内外装ともに必要最小限の造り...カウンターを中心としており、入口の横の４人がけのテーブルは、通常は補助的な扱いをしているみたいですね...素っ気ない表情のおばちゃんが、「何しましょう？」と聞いてくる...「つけ麺お願いします」と言うと...「もりそば一つ」と言い直された。（苦笑）周りのお客さんのからも「ふっ...よそ者め...」みたいな冷ややかな視線を感じる...ああん...ここじゃ「つけ麺」なんて言うと、バカにされるのねン...（爆）ここのおばちゃん...来店した順など関係無しに、手前のお客さんから順にそばを置いて行く...まぁ、時間もあまり変わらないし、僕は大人だからぁ...（笑）もちろん腹の立つような感じではなく、賑わう店内を見て、昭和の古き良き時代のなごりを感じるのでした。('06.6.5)
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