コアフィール ブティックハシダ・メン
サロン紹介 ラーメン食べ歩きing ボード絵 サポート
ホーム > ラーメン食べ歩きing... > 地域別ラーメン店紹介 > 京都府 > らーめん 福三

地域別ラーメン店紹介(京都府)らーめん 福三

地域別ラーメン店紹介自分流おすすめ店ラーメン以外のグルメ趣味の広場

 

店名/ラーメン 感想

らーめん 福三

福三煮干し中華そば(塩)
(650円)

 

 

 

 

 

 

 

 

福三で最後のメニューは、煮干し中華そばの塩をいただきました。どうです?このビジュアル...そそるでしょう?以前いただいた通常の煮干し中華ももちろん美味しかったのですが、この一杯に「福三」の京都での4年間が詰まっているような気がして...このスープの旨さは半端ではありません...最後の一杯だから、欲目で言っているワケでなく、まさに胸を打つ旨さです。動物系、魚介系の旨味を濁らないように、丁寧に煮出したスープは、あっさりと塩味でまとめており、口の中に煮干しの香りが広がる...アクセントの梅肉をスープに溶かせば、さわやかな酸味がスープの印象を変えてくれます。通常の煮干し中華の平打ち麺と違い、今回はやさしい細縮れ麺と合わせているんですが、これもスープによく合っていますね...チャーシューも短冊切りにするなど、見た目にも爽やかさを演出できていると思います。福田さんの最後の作品としてふさわしい、感動に値する一杯でした。ありがとう!('07.6.12)

[総評]とうとう最後の訪問となりました。皆に惜しまれながら6/24(日)に幕を閉じる「福三」...僕がこのお店と出会ったのは、「らーナビ限定」の紹介文を依頼された時からなんですよね...まだまだ日は浅いのですが、この店の素晴らしさは、初訪の時から感じてました。いつものように厨房近くのカウンター席に座って、何とかこのお店の全てを目に焼きつけようと、この日の僕は必死でした。

大好きな「名物鯖寿司」を最後に噛みしめる...旨いよなぁ...(泣)煮干し中華を食べ終わると、いつものように福田さんが感想を求める...「煮干し...どうでした?」旨いがな...これがもう食べられないなんて、辛過ぎるがな...(大泣)前回に訪問した際も、別れ際に言うべきか、ノドの先まで言葉が出かかっていたそうです。最後にちゃんと挨拶が出来て良かった...本当に良かった。ラーメンを食べ歩いて、僕はまだ日が浅いのですが...沢山の店主と出会い、また沢山の仲間と出会い、ラーメンがさらに好きになり、いつの日かラーメン屋の仕事そのものが好きになってしまった自分...僕の文章を見ていただければ良くわかると思います。同じ接客業、技術職だからこそ、余計に気持ちが入ってしまうんですよね...この「福三」のような素晴らしいお店...素晴らしい店主に出会うことが、今の自分には最高の喜びなんですよ...この日も福田さんがお店の外まで出てくれて、しっかりと見送ってくれました。またいつの日か、福田さんの渾身の一杯がいただける日が来ることを信じています。本当にありがとうございました。('07.6.12)

冷やしつけ麺
(650円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏期限定の「冷やしつけ麺」をいただきました。これって毎年やってたんですかね...(僕は福三の歴史が浅いので...)周りの話によれば、年々レベルUPされているようで...確かに見た目にも賑やかなつけ麺じゃないですか...つけ汁は...と言うか、この濃度は「つけだれ」と言うべきでしょうか...鶏ガラ、豚骨、魚出汁の旨味が凝縮されており、冷やすことによってトロミが出ています。麺が持ち上げすぎてしまうので、付ける際に加減すればいいですね...

好みにより薬味の「辛ニラ」を加えるんですが、これがまた最高ですよ...僕の大好きな黒胡椒がビリッと効いていますね...

何よりこの賑やかな麺の盛り付けを見て下さい...煮玉子を中心に「水玉胡瓜」をはじめ、短冊切りにしたチャーシューなどが色鮮やかに並ぶ...これってね...作っている時の店主の顔が浮かびません?きっと福田さんが今年の冷やしはどうしようと思案してる時、こうすれば綺麗に見えるな...こうすればお客さんが喜ぶんじゃないかな...そんな姿が浮かんでくるんですよ...薬味の工夫ひとつをとってみても、店主のこだわりを超えた「心」が伝わってきます。これは、京都でお世話になった皆さんに対するお礼のような...だって、これで650円だもの...麺もこれ専用に作ってもらった生地に昆布を練り込んだ平打ち麺です。食べることができるのは、あとわずか...是非とも、是非とも食べてもらいたいです。('07.5.22)

[総評]まりおの大将、タクさんと、この日最後に訪問したのが、この「福三」でした。(二人はこの後、もう一軒行ったそうですが...苦笑)実はこの時は閉店するなんて、聞いてなかったんですよ...帰ってさとっちゃんの日記を見て、腰が抜けそうになりました。会計を済ませて、店の外で見送ってくれた福田さんの姿を思い出すと、胸が締め付けられる思いです。いろいろと書きたいこともあるんですが、なんとかもう一度だけ時間を作って訪問して、最後のレポートにまとめたいと思います。('07.5.22)

明日に向かって走れ
(750円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このラーメン...一乗寺の「夢を語れ」をインスパイアしたメニューなんですね...「明日に向かって走れ」というネーミングそのものも、やはり意識しているのがわかるんですが、そこは店主のシャレみたいなもんでしょう...(笑)この日は連食ということもあり、通常なら「1.5玉」のところを「1玉バージョン」でお願いしました。「ニンニクは?」という問いかけに、もちろん「カマ〜ン」と答える...(爆)そりゃあ、これにニンニクを入れないと、話にはならないでしょ...(笑)ほほぅ...想像してたよりは、ずっとおとなしめじゃないですか...まず底からかき混ぜてという助言を受けて、箸とレンゲを使って底の麺を持ち上げる...と同時に、ニンニクの香りがプワ〜ン...こりゃあ食欲が増しますな...(爆)ベースは福三ラーメンなんだけど、軽くボイルしたキャベツとモヤシがたっぷり入り、大量の背脂と生ニンニクで味がボケないように、濃いめのタレを合わせている...これはいつもの福三のイメージからは、かけ離れた一杯ですね...でも、これぐらいの遊び心があってもいいじゃないですか...むしろもっと下品でもいいぐらいですよ...(笑)これに合わせる麺は、つけ麺用の平打ち麺ですね...最初はあまりスープに絡んでこないような印象があったんだけど、麺を持ち上げて脂に絡めているうちに、あら不思議...少し時間が経って麺がやや伸び加減になった方が、非常に美味しくいただけました。たっぷりの野菜に厚めのチャーシュー...さらには怒濤の背脂ニンニク攻撃で、お腹は大満足ですな...もちろん家に帰ったら、完全に隔離されてしまいましたが...(爆)('07.4.10)

[総評]このラーメン、店主が「夢を語れ」に何度か食べに行って、シャレで自分のところのラーメンを「二郎」チュ−ニングしてみたところ、「おおっ、これはなかなか...」と、常連さんたちにも食べてもらったら、これがまた大反響...なんとかまた食べれるようにしてほしいという声の中、裏メニューとなったそうです。もちろんメニューの中には存在しないので、店主か店員の方に「明日に向かって走れ」と注文して下さいな...もちろんこれは、福三の本スジの一杯ではないので、初訪問の人はまず通常メニューをいただいてからの方がいいと思います。この日はカウンタ−席で「Mr.ひび」さんを紹介していただき、楽しくお話をさせてもらったのですが、この店もまたラヲタ濃度が高いですねぇ...(笑)さて...実は私...「二郎」はまだ食べたことがないんです。これは二郎と呼んでいいのかわからないけど、「ちぇり〜のメッチャお下品」は食べたことがあるんですよ...背脂ギトギトで器を持つ手もヌルヌルになる...明らかにちぇり〜の方がお下品度は高かったですね...その辺は福三の無化調セッティングのせいかもしれませんが...しかしもうこの年になると、アブラまみれはしんどいですわ...(苦笑)僕はやはり福三のレギュラーメニューの方が好きだな...('07.4.10)

福三ラーメン
(600円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回は「らーナビ限定」の取材だったんですよ...ようやく今回、デフォの「福三ラーメン」をいただくことができました。黄色みがかったスープは、豚骨をベースに鶏ガラ、野菜をたっぷり煮込み、仕上げに魚ダシと合わせたWス−プで、表面に背脂を浮かべているのが特徴ですね...結構とろみがあって、一般的な京都のラーメンと比べると、濃厚な感じがします。ストレートの細麺と合わせており、弾力や喉越しは悪くないのですが、若干のアルカリ臭が気になったのが残念ですね...

僕は途中で「ニンニク唐辛子」をスープに投入して、味の変化を楽しみました。ホント、ピリッと引き締まって旨いですよ...全体的にしっかりめの味付けながら、変なクドさはなく、見事にまとめていますね...('07.2.13)

[総評]休みが重なるので、なかなか行けないのですが、この日は友達のSUNNY氏と、バギー&バイクで行ってきました。店の前に付くと、すでにお客さんが並んでいる...僕らの後からも、次から次へとお客さんがやってくる...「あれ?これ並んでるのん?...まぁ、ここは旨いから仕方ないわな...」僕らの後のサラリーマン風の人がつぶやいた...なんかね...こういうのを聞くと、嬉しくなるんですよ...すでに僕の心は、ラーメン屋さんとシンクロしてるみたいです。(笑)さて...この日はまさに大繁盛だったんですが、あの従業員さんの接客は完璧ですよね...会計の時にしっかりとお客さんの目を見て...「今日はお待たせして、申し訳ありませんでした。」と、全員に言っている...さらに驚いたのは、初めて来店したであろう年配の女性にオーダーをとる際...「よろしかったら、スープを薄めでお作りしましょうか?ウチのスープはやや濃いめになっていますので...」おおおおおぅ!これだよ!!お客さんの身になった、本当の接客というのは...この従業員の存在は実に大きいと思います。また、職人らしい店主も時折微笑んで話しかけてくれる...髪も短くまとめて、清潔感もあるし...ここの「おもてなしの心」は相当なものですよ...このような接客をされたら、また行きたいって思うもの...

(写真1) (写真2)

この日は前回心残りだったお寿司もいただきました。「名物鯖寿司(二かん300円)」(写真1)と「京風巻寿司(二かん150円)」(写真2)...シャリの加減もちょうどいいですね...鯖の味が締まって旨いし、巻寿司のかんぴょうの味付けがたまらない...これ...不思議とラーメンに合いますよ...もちろん僕らは、ラーメンの味がボケないように、食後にいただきましたが...(笑)心地よい接客に、旨いラーメン...それでいて、前回も店主とお話させていただきましたが、向上心を忘れない...ここは名店ですよ...('07.2.13)

つけそばコース
(らーナビ限定)
夜の部のみ 限定20食
(950円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にいただいたのが、らーナビ限定('07.1/16〜2/15)の「つけそば」...ほとんど出来上がっていたんですが、あとトッピング等、細かい所の調整だけでした。

「あつもり」のつけ麺で、つけ汁は「煮干し中華そば」とデフォの「福三ラーメン」を3:4で合わせたものらしい...しょっぱめな印象はなく、繊細でやさしい味わいながらも「煮干し・豚骨」がしっかりと前に出ています。

中には人気のある「骨コツ鶏だんご」も入っているんですが、軟骨のコリコリ感やシソの風味がいいですねぇ...

それに合わせる麺は、内麦(ないばく)のみを使用した平打ち太麺で、ビラビラの形状はしっかりとスープを持ち上げます。こりゃあイイ...上にはイワシを鶏油でカラッと揚げた「イワシせんべい」をトッピング...これ...お酒のアテにもいいですよ...(笑)最終形では麺の上に「すだち」がのるようになりました。

お好みにより、搾って味の変化を楽しむことができます。楽しみはこれだけではないんですよ...残ったつけ汁にご飯と卵を加えて、雑炊を楽しめます。

この贅沢なつけ汁でつくる雑炊だから、旨くないハズはない...是非とも堪能してもらいたいですね...デザートにユズシャーベットが付くコ−スで提供します。女性にも喜ばれるのではないでしょうか...麺は大盛りでも同じ料金というのが嬉しいなぁ...コースだけでなく、つけそばだけでもいただけるそうですよ...「特製つけそば750円)」...あつもりとひやあつが選べるそうです。('07.1.9)

福三濃厚鶏そば(しょうゆ)
(700円)

 

 

 

 

2杯目は濃厚鶏そばをしょうゆバージョンでいただきました。一日限定20食のこのラーメン、福三の鶏スープをのみを使い、実に濃厚に仕上げています。この粘度を引き出すためには、モミジを多めに使っているんでしょうね...本当にコラーゲンたっぷりって感じです。面白かったのは、大きめのキクラゲ...食感もいいけど、後口がピリッとして旨い...こんなトッピングの一つ一つまで、神経が行き届いているんですよ...今回は「しょうゆ」でしたが、次回は「塩」で濃厚な鶏の旨味を堪能したいです。('07.1.9)

福三煮干し中華そば
(650円)

 

 

 

 

 

最初に注文したのが、この「煮干し中華そば」なんですが、ズギュンと射抜かれたような衝撃を感じました。煮干し系は流行りとあって、ここんとこよく口にするんですが、これは本当に基本のしっかりした一杯ですよ...鶏ガラ、豚骨、鶏ミンチ、うるめ節、さば節、昆布、野菜等を濁らないように丁寧に煮出して、煮干しの香り高い醤油と合わせています。内麦を使った平打ち麺との相性も完璧ですね...店主は昔懐かしい味とおっしゃってましたが、全然...今ストライクの味ではないでしょうか...他のも食べないといけないので、スープは飲み干さないようにしようと思っていたのに、手が器を離そうとしない...(笑)感動の一杯でした。('07.1.9)

[総評]このお店...距離もけっこうあるけど、定休日が僕と重なるので、なかなか行けなかったんですよ...今回はらーナビ限定の取材ということで、紹介文を書くという大役を任されました。ううっ...いつもの「語り口調」で書けない...(爆)しかも「ウンウン...」も書けない...(核爆)らーナビの編集長...管ちゃんと、ジェイさんと合流...取材が始まりました。僕にとっては初めての福三...一日でこのお店を知るなんて、とても無理な話だけど...なんとか多くのメニューを食べて、この店の方向性を知ろうと必死でした。(笑)あのね...最初の「福三煮干し中華そば」で、ど真ん中を撃たれましたからね...

 

隣ではジェイ氏がデフォの「福三ラーメン」を食べている...おおっ!これまたストライク!次回はこれを食べないと...しかし、限定メニューを作る上で、(どんなメニューでもそうだと思うけど)こんなにみんな色んなことを考えて、作っているんですねぇ...僕らは食べてから「あ〜だこ〜だ」言ってるだけですが、こんなに工夫されているとは思いもしませんでした。ここの店主...特にいい味出していますね...「化学調味料の使い方がわからない...だから化学調味料は使わない」...実に真面目な仕事ぶりは感動に値しますよ...記事にする上でいろんなことを聞いたのですが、しっかりと細かいところまで教えてくれました。このつけ麺だけに終わらず、「今度は◯◯しよう!」ともう次のことを話しておられる姿は、エネルギーに溢れていますね...

 

店内はテーブル席もあって、家族で訪れることも十分にできる...僕はご覧の通り、味だけでなく接客や雰囲気を見るのが好きなんですが、こういうお店と出会えるのが、最高の喜びなんですよ...次回は、名物の「鯖寿司」を食べないとなぁ...(笑)('07.1.9)


らーめん 福三
 閉店しました

》店舗データへ

▲このページのトップに戻る

▲ラーメン食べ歩きing...に戻る

地域別ラーメン店紹介自分流おすすめ店ラーメン以外のグルメ趣味の広場

 

ホーム > ラーメン食べ歩きing... > 地域別ラーメン店紹介 > 京都府 > らーめん 福三

inserted by FC2 system