地域別ラーメン店紹介（京都府）無鉄砲本店

無鉄砲本店

とんこつラーメン
（700円）

最初に断っておきますが、案内された席がカウンター右の一番隅っこの暗い場所...また、カメラの設定ミスもあって、まともな写真が撮れませんでした。今回はお許し下さい...（仕方なく、同行したSUNNY氏の写真を代用しようと思ったのですが......使えるモノはありませんでした。爆）...ってことで、注文したのはデフォの「とんこつラーメン」...僕はいつもムテで注文する際、「全て普通」で頼んでいます。うお...さすがにドロッとした超濃厚スープですね...旨味重視のスープながら、ボケた感じもなく、絶妙なタレ加減です。関西で超濃厚豚骨と言えば「無鉄砲」と、もはや追われる立場になってしまったのですが、やはり他の追随を許さないだけの存在感があります。巨大な羽釜と強い火力から生まれる、パワフルながら臭みのないスープ...ただ油っぽいギトギトしたものではなく、水と豚骨のみという、本来の豚骨の持つ旨味が凝縮した結果、生まれたものなんでしょうね...

働いている人が皆、誇りを持っているように思うし、恒例のお客さんへの声かけ...「スープの濃さはどんな感じですか？」に対して「ちょっと濃いかな...」なんて返事は、もしかするとお店にとって、最高の褒め言葉なのかもしれません...('08.6.17)

［総評］やっと無鉄砲の総本山に行くことができました。ナント...こんなヘンピな所に（失礼）あるんですね...SUNNY氏がいい加減な道案内をするので、道中迷ってしまいました...（苦笑）ログハウスの外観は本当によく目立ちます。ナント、行列に対応するために待合室まであるんですね...こりゃあ驚きました。店内も木の温かみが感じられる造りで、カウンター席だけでなく、テーブル席も用意しています。我々はデジカメで悪戦苦闘していたこともあって、完全にお店の人にロックオン状態...食べている時に２回、食べ終わってお店を出ても、敷地の外まで従業員がラーメンの出来を聞きに来てました。これに関しては、鬱陶しいと感じる人もいるかもしれませんが...この「声かけ」を変わらず続けるというのは、いかに凄いことか...オープン当初は気を張って一生懸命やっていても、日が経つにつれ「なあなあ」になってしまうお店が多い中、ず〜〜っと続けているんだから...あと、お客さんの顔や特徴を覚えるのも、ここの凄いところ...何気ないお店からの声かけで、どれだけのお客さんが感動を覚えたことでしょう...このお店はラーメンが濃厚なだけではなく、ラーメンに対する情熱、お客さんに対するハートも、本当にアツいお店なんです。沢山のお客さんが支持する理由が、よくわかりましたよ...('08.6.17)