地域別ラーメン店紹介（大阪市内　生野区）麺や　ながしろ

新味
（650円）

二度目の来店だったのですが、この日はあっさりの新味を注文しました。ベースである元味に魚介スープを合わせたＷスープで、まわりの評判を聞くとそんなに悪い話は聞かなかったのですが、うむむ...この日がたまたまだったのかは知らないけど、ベースである動物系のスープや、鰹出汁ともに弱い感じがしましたね...やさしくまとめているといった感じでしょうか...前回の元味は無化調を謳いながらも、結構パンチがあっただけに少し残念です。麺は低加水のストレート...トッピングはチャーシュー、白葱、メンマ、ホウレンソウの上に、すり胡麻がふりかけられている...とてもシンプルなんだけど、何か物足りないような気がしました。('07.7.9)

こってり元味
（650円）

今回はデフォの「こってり元味」をチョイスしたんですが、他にも魚介系Ｗスープの「あっさり新味」があるみたいですね...器いっぱいに広がる背脂を見て、こりゃあ相当にギトギトしてるのでは...と思いきや、意外と上品なスープじゃないですか...鶏ガラと豚骨をしっかりと炊き込んで作った醤油味ですね...背脂のほんのりとした甘みが、後をひきます。化学調味料を一切使わないとのことですが、意外と輪郭もはっきりしていて、万人受けするような味に仕上げています。程よい厚みのバラチャーシューは外側の炙りも香ばしく、肉質の良さを感じますよ...シャキッとした葱にメンマとトッピングはいたってシンプル...ストレートの麺は茹で方の加減か、若干のぬめりが気になりました。個性的な内装とは対照的に、ラーメンは優等生的な感じが強く、リピーターを引き付ける何か一工夫欲しいところですね...('07.3.23)

［総評］福島区で営業している鳥創作料理「ながしろ」が、昨年オープンさせたラーメン屋がこのお店...内外装ともに結構凝った造りで、特に店内は間接照明をふんだんに使ってやや暗めに仕上げている...テーブル席にカウンターと、スペース的には十分な余裕があります。中央のビ−ルサ−バ−の陳列も非常に凝っていますね...ただ、この暗めの雰囲気がアダとなって、ラーメン屋にしてはやや敷居が高く感じられるかな...店主さんも若く、従業員も笑顔で対応してくれました。

この日僕は、ランチセットメニューで280円UPして「唐揚げ定食」にしたんですが、唐揚げ、ご飯、漬け物が付いてきます。他にも「ラーメン定食〔ご飯+漬け物〕（50円UP）」「半チャーハン定食（200円UP）」「チャーハン定食（300円UP）」「特製餃子定食（250円UP）」などがあり、お昼のメニューも充実させています。帰りには「割引券（100円引き）」もいただいたんですが、きちっと目を見た接客がとても気持ち良かったです。次回は「あっさり新味」ですな...（笑）('07.3.23)