地域別ラーメン店紹介（大阪市内　北区　その他）

本来なら、デフォをいただくのが承知の上で、今回はつけめんをいただきました。ここもまた、熊吾郎と同じく、２玉までは同じ金額なんですね...

うん...この平打ちの麺の艶...たまりませんねぇ...モチモチとして、弾力もしっかりとしてる...麺の透明感からして、熟成具合も僕好みでした。メニューの写真では、リングイネをイメージした「太平丸麺」とありますが、これは明らかに違いますよね...写真のものと比べても、絶対にこっちの方が旨いだろうな...トッピングの煮玉子の黄身の色や、ほうれんそう、チャーシューと彩りもよく、これに関しては好印象...

ただ...つけ汁ですよね...鶏と湯浅醤油の濃厚出汁ということですが、麺とのバランス的にみても、弱く感じました。麺の出来がすばらしいだけに、実に残念です。純粋に麺の味を堪能するのは、これぐらいのあっさりしたつけ汁でもアリなのかな...('06.12.2)

ふふふ...１玉から３玉まで値段が変わらないというのが嬉しいじゃないですか...１玉が150gあるんですが、当然僕は３玉を注文...目の前に450gの艶やかな麺が...思わず笑みがこぼれます。（笑）

ひやあつのつけ汁はたっぷりの量があり、魚介ダシの風味が効いてますね...動物系とのバランスも良く、酸味と辛みの効いた醤油味です。特に少し口に含んだ際に、黒胡椒と一味がいいアクセントになっているんですよ...全体的に軽めに仕上げているように感じるんだけど、これぐらいが万人受けするちょうどいい具合じゃないでしょうか...夜の部ではこれに、こってりとした豚骨ベースのつけ汁があるみたいで...是非とも食べてみたいですね...

で...つけ麺の命となる麺は、多加水のストレート...こりゃあウマイ！小麦の風味も良く、弾力も申し分なし...次回は普通のラーメンも食べてみたいですね...('06.11.20)

連続してつけ麺をいただきました。ベースは煮干しらーめんと同じなんだけど、これに酢の酸味と唐辛子の辛みが加わる...うん...こりゃあ旨いわ...若干のエグみみたいなものも感じるんだけど、これも許容範囲です。個人的にはつけ麺の方が好みかも...

ラーメンとつけ麺、同じ麺を使っているんですかね...水でシメている分、弾力が増しているように感じますよ...僕は連食だったから問題ないけど、もしつけ麺だけで注文してたら、みんなが言うように、量的に物足りないかもしれないな...一般的なつけ麺用の麺に比べると、若干麺密度が低いのかもしれない...その分、さらっと食べれてしまうんですよね...まぁ、金額的には張るけど、大盛りを注文すればいいんですが...

僕は連食で味の変化を楽しむために、ゆず＆三つ葉（20円）をトッピングしました。これは是非とも試してほしいですね...当然、スタンダードでも十分に美味しいのですが、途中で投入するとその風味の変化に驚くと思います。煮干しのダシの攻撃的な香りに、三つ葉の風味が加わり、すりたての柚子の香りが食を加速させる...うん...旨いです。('06.10.16)

まずはここのデフォである煮干しらーめん...名前の通り、煮干しが前に出た一杯ですね...食材に関しても、かなりのこだわりがあるみたいで、上質なカタクチイワシを仕入れるために、あえて産地は限定しないそうです。時期によって仕入れを変えるということですね...この看板である煮干しと昆布を中心とした魚介系スープと豚骨を合わせたＷスープは、やや魚介の方が強めに感じるのですが、これもお店の方向性ととらえれば、十分アリだと思います。小林製麺所の中太縮れ麺は、プリプリで濃厚なスープに負けていませんね...歯で噛み切る時の弾力は、まさに僕好みですよ...チャーシューも柔らかくてなかなか旨いじゃないですか...しかし、これだけの個性を持ったスープを、年間通して安定させるのは難しいでしょうね...いやぁ...なかなかのヒットでした。('06.10.16)

前回、衝撃を受けた「天塩らーめん」なんだけど...うむむ...こんなにシャバシャバしてたかな...真っ白な豚骨スープの上に浮かべたタマユは、あっさりしたスープにアクセントを加えてますね...ニンニクの風味がたまらないです。店鋪の雰囲気も含めて、女性向けのセッティングなのかもしれないな...チャ−シュ−は脂身の多さを選択できるんだけど、前回同様...僕の好みではありませんねぇ...表面を炙っているのはいいんだけど、口に入れた際のハムのような食感は、好みの分かれるところだと思います。ただし、プライムハードの特徴が前に出ている麺はたまりませんねぇ...表面のなめらかさや強烈なコシは、旨さが際立っていますよ...接客もラーメンもスマートな印象で、これで支持されているのなら、これはこれで完成されているのだと思います。('06.8.12)

［総評］以前から気にしていたお店なんですよ...佐野実氏プロデュースのお店ですよね...甲子園口のお店に行くつもりだったんだけど、天満で用事があり、扇町店にふらっと入ってみました。僕の予想ではねぇ...「携帯禁止」や「私語禁止」のような「食わせてやってる雰囲気」バリバリの接客を予想していたんだけど、全然違うじゃない...もちろん主人はいかにも頑固そうで、怖そうな感じはするけど...いい意味で「職人堅気」的な雰囲気が出てて、この緊張感はいいと思いますよ...なあなあな接客よりはずっといい...でもね...ここの店舗の場合、細長くそれなりのフロア面積があるので、厨房の主人とあとオバチャン二人だけでは、とうてい回転させることは難しいな...僕が入った時は、まだ満席とまではいかなかったけど、それでも会計にお客さんが行くと、対応がストップしてしまう...作業フロアとレジまでの距離がありすぎるんですよ...この造りだと、せめてあと一人は使わないとね...レジで戸惑ったりすると、せっかくの微妙なスープの温度や麺の伸びにも影響するじゃない...また、注文の聞き手と作り手のコミュニケーションがうまく機能しておらず、後から来店した人へ先にラーメンを出したりとか、基本的なミスがありましたね...これも、それなりのスタッフがいれば解決することなんでしょうが...お店は内外装ともに綺麗で、格調の高さを感じることができます。テーブルもカウンターもゆったりしてて、くつろげるんじゃないでしょうか...強烈に忙しくなった時の接客がどうなるのか、見てみたいですね...('05.5.30)
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［総評］立地条件にも恵まれており、僕が来店した時はけっこうなお客さんで賑わっていました。店内はアジアンテイストに溢れているのだが、テーブルのクロスや各椅子を見ると、チープさは隠せないなぁ...でも、造りにお金をかけているのに中身が無いよりは、ずっといいけどね...この辺はお昼時にサラリーマン達で賑わうのだが、彼等のためにも様々なセットメニューや日替わりモノも用意している。僕はＡセットでチャーハンを頼んだんだけど、これはいけないなぁ...ご飯が冷めきってました。と言うより、もともと作り置きしてたものに、火があまり通ってなかった感じですね...ラーメンが美味しかっただけに残念だなぁ...混雑してる中でも、しっかりとお客さんに「日替わり」の説明をしたり、それなりの気配りはできている方だと思います。無料トッピング類も天かす、フライガーリックと充実しており、けっこう楽しむことができました。チャーハンはイマイチだったけど、ここのメニューの中に、「石焼チャーハン」なるものを発見しました。他にも様々なビビンバがあったりして、面白いお店ですよ...('05.5.30)
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