地域別ラーメン店紹介（大阪市内　中央区・1）Page1(Page2)

甘口の「新味」と辛口の「元味」があるみたいだけど、僕は迷わず辛口をチョイス...器を含め、実に見た目良く仕上げていますね...食後のフローズンライチが付いているあたり、なかなかニクイ演出だと思います。中央にたっぷりの甘辛ミンチが盛られ、少しずつスープに混ぜながら味の変化を楽しむ...ゴマのペーストが強いワケでなく、実にあっさりとした仕上がりですね...辛さもたいしたことはありません...鶏ガラ、牛骨、野菜などをしっかりと煮込んでコクを出した清湯スープに、唐辛子や胡麻のペーストと合わせているそうだ...うん...ベースのスープはしっかりとしたものですね...ドロドロとした坦々麺ではありません...ただ、少し物足りなさを感じてしまうのも事実...どうしても単調になりがちで、せっかくのチンゲン菜も火を通し過ぎの感があるし、粗挽きナッツ類をくわえるとか、食感の遊びも欲しいような...なんとなく無難にまとめすぎているような気がしました。テーブル上には様々な香辛料が並び、自分好みの味を作ることはできるんだけどね...メニューには、トッピングガイドのようなものが挟んであって、それを参考に辣油を入れたりして楽しませてもらいました。ここの麺は美味しいですねぇ...表面がツルッとしてて、コシもかなり強い卵麺です。全体的に女性向けのような気がするのですが、もう少しパンチの効いたメニューが食べたいなぁ...('06.8.16)

［総評］いやぁ...面白い内外装ですねぇ...カウンターとテーブル席を効率良く配置しており、色もシックな感じに統一している...どこか、先日入った「おちゃらん屋」に似た感もありますね...ポップもけっこう工夫していますよ...最近は外装にお金をかけすぎるお店が多く、ここもけっこうかかっているように見えるのですが、ラー油のピンを積み重ねて、間仕切りに使ったり、ポップの雰囲気を統一するなど、極端にお金をかけずに良く見える工夫が随所に見られます。また、坦々麺の専門店としての自店の方向性もしっかりと表現していますね...店内はとても清潔で、十分にデ−トにでも使えそうなぐらい...接客もスマートでなかなかいいと思いますよ...

この日は家族で来店して、息子は炒飯を注文したんですが、なかなか美味しいと言っておりました。しかしテーブル上には様々な香辛料が並んでいますね...豆板醤・コチ醤、レイシ酢、ザーサイ、ニンニク、ガーリックチップ、スリ胡麻、四川唐辛子、山椒...けっこうこれも、お店の特徴としては面白いのではないでしょうか...('06.8.16)
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