地域別ラーメン店紹介（大阪市内　東住吉区）麺屋　彩々 (1).(2).(3)

mixiの「彩々コミュ」100人達成を記念して作られた限定ラーメン...「一白鶏麺（イーパイチーメン）」をいただきました。（現在は終了しています。）本当に真っ白なスープに、菊菜の緑とプチトマトの赤がアクセントとなっている...濃厚な鶏白湯なんですが、油の使い方が上手いですね...底のラードと胡麻ペーストから出る油と、表面の鶏油が合わさって、実に奥深い仕上がりになってます。これは凄いなぁ...これをデフォにしてもイケるんじゃないかな...って思うくらい...（笑）それもそのはず、このラーメンの原型となるのは、あの中華時代...何度も失敗しては作り直し、研究に研究を重ねて初めて雑誌にとり上げられた...「彩々胡麻ラーメン」なんですよ...ラーメン屋として再出発して、少しずつファンが増えて行き、mixiでもファンが100人を超えた...そこで原点に戻り、今まで培った技術で作り上げたのが、今回の「一白鶏麺」じゃないかな...初心を忘れないようにしようっていう意味だと思ったのですが...違います？斉藤さん...（爆）

もちろんあの頃とは作り方も全く違うし、何より自家製麺という強い力も身につけた...本当に進化しましたよね...トッピングには中華の前菜で使われる白鶏（パイチー）...本当にあっさりとした肉質で、濃厚スープにもよく合っています。あらびきの鶏団子は歯応えもいいし、仕上げにふりかけた黒胡椒もいいアクセントになっています。この「一白鶏麺」は100杯限定だったみたいですが、食べた人は皆、彩々のレベルの高さ、可能性を再確認したんじゃないでしょうか...少なくとも僕が今年いただいたラーメンの中では、5本の指の中に入る一杯でした。('08.11.4)

花子でカレーつけ麺をいただいたら、やっぱり彩々のカレーつけ麺も食べないとね...ここではカレーのつけ麺は未食だけど、カレーラーメンのレベルの高さは十分に知っていますので...おお...どうです？このビジュアル...「彩々」の魂である自家製黒味噌と鶏白湯のスープに、カレー粉、唐辛子、ニンニクをぶち込んだつけ汁は、後からジワジワくる旨みではなく、ダイレクトに旨みを感じることのできる超本格カレースープです。前回の温玉は茹で玉子に...また鶏皮はなくなったものの、人気のクルトンが復活しました。スパイシーなスープの底には、たっぷりの肉ミンチが隠れています。

これだけの存在感のあるつけ汁に負けていないのが、自家製平打ち麺...モチモチのプリプリですわ...全粒粉をやめて、さらになめらかさが増したそうな...ここ最近の彩々の麺の進化は、目覚ましいものがありますからね...これだけの内容で、前回の「彩々流華麗麺」より20円ＵＰの800円ですわ...もちろん麺量がつけ麺により増したことを考えると、スペシャルプライスですよね...

さらには100円ＵＰで、たっぷりめの白ご飯が付いてきます。これをつけ汁の中にぶち込むと...ああぁぁぁあああぁぁぁあ...もはや説明不要！最後の一滴まで堪能することができます。つけ麺とご飯...合計900円でお腹パンパン♪しかし...これも残念ながら、限定の裏メニューなんですよね...ホント、激しくレギュラー化希望！（爆）('08.10.8)

今年の春、カンイチの限定で出した彩々のカレーラーメンが、今度は「らーナビ限定」で帰ってきました。その名も「彩々流華麗麺」...前回のレポートにも書いたけど、カレーと名のつくラーメンの中では、最も感動した一杯だったんですよね...で...今回のバージョンも見事なくらい、鮮やかに仕上げています。前回の無理矢理感のあった9種類の具材ではなく、コストも抑え、内容も充実させている点が素晴らしいです。ニンニク味のクルトンが無くなったのは残念だけど、代わりにサクッとした歯触りの鶏皮（皮好きにはたまりません！）と温玉が加わる...

そのまま食べるも良し、スープにかき混ぜるも良し...なかなかニクイ演出です。他にもオクラやキャベツなど、嬉しい程に具沢山♪でも、本当に素晴らしいのはこのスープなんです。「味噌とカレーがこんなに合うなんて...」これは前回も感じたことなんだけど、本当にスゴイ！自家製黒味噌と鶏白湯のスープに、カレー粉、唐辛子、ニンニクを加えただけなのに、本格カレースープが出来上がり...このカレーの深みは、味噌が担当しているんですね...もちろん底にたまった豚ミンチも、スープのコクに影響しているのは間違いない...

さらには自家製麺の出来の良さ...やや低加水でコシもあり、この存在感のあるスープに決して負けていない...こりゃあ死角なしですやん！しかもコレ...カンイチ限定の時よりプライスダウンして、780円ですよ！こりゃあ絶対に食べないと、後悔しますよ...って、もうすぐ期間が終了してしまうやん...（苦笑）ああ...なんとかレギュラー化してくれないですかねぇ...('08.9.1)

本当に久しぶりに「彩々」のデフォ...「味噌（バター トッピング）」をいただきました。ラーメンを食べ歩く中で、唯一味噌ラーメンが得意でない僕が、旨いと唸ったのがここの「味噌」なんですよね...自家製黒味噌は深いコクがあり、カドの立たせないちょうど良い塩梅ですよ...今回はさらに体にやさしくと、雑味は一切排除されて丸く仕上がっています。（決して物足りなくなったワケではありません...ご心配なく...）

何が驚いたって「味噌用」の新しい麺ですね...従来より太く存在感があるんだけど、ゴワついた感じは全くない素晴らしい麺です。（８月の中頃ぐらいから、いただけるのではないでしょうか...）これにより彩々の自家製麺は、味噌用、塩用（細めにして加水を下げるみたいです。）、つけ麺用の３種類でしばらく行くそうです。今回は30円ＵＰして、バターをトッピングしたんですが、これは是非ともトッピングしてほしいですね...ここの黒味噌とよく合うんですよ...シャキッとした水菜、旨味のあるチャーシュー、そしてスープの中にはたっぷりの肉ミンチと、全汁確実のレベルの高い一杯を是非っ♪('08.7.28)

［総評］斉藤さんの作るラーメンなんですが、まだ中華屋から転向した頃は、日によってスープがトゲトゲしかったり、麺がカタかったりと多少のムラがあり、ツッコミどころはいくつかあったんですよ...それが最近の完成度ときたら...目を見張るものがありますね...まわりのお客さんが、それを一番感じているんじゃないでしょうか...少しずつ、確実に「彩々」のファンが増えているのがわかりますよ...やはりマジメな仕事は嘘をつかないということですね...これからも、関西を代表する味噌ラーメンの店として、頑張って下さい...('08.7.28)

本当は「冷やしつけ麺」を食べに来たのですが、店主曰く、それより美味いのが完成したと言う...「冷やし温玉ぶっかけ」...スタートは翌日からだったらしく、トッピングの細かい部分は変更するかも...とのこと...実際、現在は小松菜がカイワレに変わったみたいですね...冷やしつけ麺を改良して出来た和え麺と言った方がいいでしょうか...「めんつゆ」のような醤油ベースのタレの中には、今回本当に苦心したという「温玉」が泳いでいる...

これをグチャッとかき混ぜて（どんな食べ方でも結構ですが）麺の上にかける...「斉藤くん...腕を上げたネ...」

この麺すごいなぁ〜！全粒粉入りの10番の平打ち麺...抜群にコシの強い麺ですが、堅すぎることもない...何よりタレと合わせた時の塩加減が絶妙です。先日の華燕の「汁なし担々麺」でも思ったけど、和え麺に温玉はよく合います。生卵だと、こうはいかないでしょうね...その他のトッピングも、いつものように手をかけています。湯剥きしたトマトもそうだけど、胸肉をつけにして薫製にした、この鶏肉の旨いこと...ふぁ〜っと口の中に香りが広がります。これはレペル高いわ...この暑い季節にピッタリですね...('08.6.23)

mixiの「麺屋　彩々」コミュの期間限定...「醤油らーめん」をいただきました。（現在は終了しています。）なんたって、味噌の彩々の醤油ですからね...どんなアプローチで来るのか、期待が高まります。

目の前に届けられた一杯...スープ表面の黄金色の香味油が食をソソリますね...まずスープを一口...カドのある味付けを好まない斉藤さんらしい、旨味重視のスープですね...鶏の旨味と和風だしを、上手く融合させています。一味唐辛子がピリッと後口を引き締める...トッピングのワカメからは、磯の香りが...チャーシューは薄切りで甘く懐かしい味付けです。手作りワンタンが入っているのも嬉しいですね...

この日は細麺の出来が悪かったらしく、コシの強い太麺を合わせてくれました。この麺、すごい弾力ですね...この優しいスープは、細麺でもいただいてみたかったです。('08.5.26)

カンイチ限定の最終日...「究極の華麗」をいただきました。シャレたネーミングのカレーラーメンなんですが、ナント！味噌とカレーの融合ですよ...盛りつけのセンスもぐっと良くなって、華やかな一杯が出来上がりましたね...オグラ、アスパラ、鶏モモ肉をはじめ、9種類の具材を使っているそうな...

特に目を惹くのは、やや大ぶりなクルトン...これはニンニク味のクルトンで、とても面白いトッピングです。さて...問題のスープ...こりゃあ旨いっ！特別なカレールゥを使っているのかと思いきや、ベースの味噌がしっかりしてるから、この深いコクが生まれるんですね...たっぷりのカレー粉、唐辛子、ニンニクが合わさって、超濃厚なカレースープの完成です。辛さも実にスパイシー！これ...限定で終わらせるのは、もったいないですよ...（正直、今まで食べたカレーラーメンの中では、一番かも...）やわらかくジューシーな鶏モモや、底にたっぷり詰まった豚ミンチなど、食材の生かし方（火加減や味付けなど）がうまいなぁ...この辺は、店主のバックボーンが「中華」であることが、大きくプラスになっているみたいですね...（そう言えば、高槻の「華燕」の具材も美味いよなぁ...）自家製麺との相性も実にイイ！このカレーラーメンですが、限定は終了してしまったのですが、また少し違うカタチで登場するかもしれませんね...例えば、カレー味噌つけ麺なんて旨いだろうなぁ...楽しみにしてましょう...('08.4.7)

mixiの「彩々コミュ」に入ってる人だけが注文できるという裏メニュー「鶏塩つけ麺」をいただきました。鶏のエキスのつまったつけ汁の中には、やわらかい鶏肉やイカ、チャーシュー（特別に入れてもらいました。）、ワンタンなど、実に具沢山です。

鶏塩ラーメンをスープを凝縮させたつけ汁は、和風ダシは全く使わず、シンプルながらも奥深い味わいです。

全粒粉仕様の平打ち麺は最高じゃないですか...モチモチとして、のど越しもイイ...前回より、さらに良くなったと思います。トッピングも凝ってますよ...鶏肉の味付けもそうだけど、このワンタン...さすがは元中華屋さんって感じですね...ごちそうさまでした。('08.3.4)

　

［総評］この日は久しぶりに「レモン餃子」をいただきました。表面はサクッと香ばしく、皮はモチッとしている...タレは使わず、レモンを搾っていただくのですが、これがまた旨い...ビールが欲しくなります。（笑）最近、忙しくなってきた「彩々」ですが、火曜日の夜は商店街が閉めていることもあり、少し寂しいですね...人通りが本当に少ないもんな...「こんなにいいお店が、ここにあるのに...」って、アピールしたいぐらいですよ...（笑）('08.3.4)

未食の「辛味噌」をいただきました。以前は「濃厚」という文字が入っていたのが、今はない...色々と試しているうちに、ちょうど良い味噌の濃度に落ち着いたみたいですね...デフォの味噌よりは濃いめの味噌ながら、塩分は控えめにしています。ニンニク、生姜で旨味をＵＰ...豆板醤の辛みがさらに食をススメてくれます。煮玉子には切り目が入り、チャーシュー、西野菊菜、葱のトッピングの他にも、たっぷりの肉ミンチが入ります。

この濃厚なスープに負けないストレートの自家製麺といい、レベルはかなり高いですよ...まったり深いデフォの「味噌」に対して、ガツンとした味わいの「辛味噌」...甲乙つけ難いなぁ...（笑）('08.2.14)

前から気になっていた「鶏塩」を注文しました。店主曰く...「メインは味噌ですから、あくまでもサブ的な...」そんな曖昧なカタチで、この店主が出すワケがない...（笑）実際、目の前に届いた一杯は、表面に鶏油を浮かべた見た目にも旨そうじゃないですか...スープを一口...「旨味の洪水やぁ〜（殴打）」素材自体はシンプルながらも、きちんとした仕事をしているのがわかります。「もみじ」は使わず、和風に走ることもない...純粋に鶏の旨味を引き出していますね...あっさりとしているんだけど、ボケた印象はありません。

上に乗った鶏肉も実に旨いじゃないですか...ゆで玉子が丸々一個に色鮮やかな西野菊菜...これならば、堂々と味噌と二枚看板で行けると思いますよ...現在、麺は味噌と共通だそうで、相性も悪いとは思いませんでした。個人的には細い麺で食べてみたい気はするけど、これから余裕が出てくれば、少しずつ手を加えていくかもしれませんね...どこか懐かしいんだけど、決して古いラーメンではありませんでした。('08.1.7)

麺屋　彩々
（住所）大阪市東住吉区駒川5-7-3
（TEL）06-6609-3030
（時間）AM11:30 〜 PM2:30（売り切れ次第終了）
（休）日曜日　（Ｐ）なし

》店舗データへ